
#虚偽
麻生太郎:「一つの民族」発言→訂正

関連する政治家
麻生太郎
自民党・福岡県第8区
2020-01-14テレ朝news
【何があった?】
2020年1月、麻生太郎副総理兼財務大臣は、地元の国政報告会で日本について「一つの民族」などと述べたと報じられた。
報道によると、麻生氏は、日本が長い歴史の中で「一つの国」「一つの言葉」「一つの民族」「一つの天皇」のもとで続いてきたという趣旨の発言をした。 この発言は、前年に施行されたアイヌ施策推進法との関係で問題視された。 アイヌ施策推進法では、アイヌ民族を「先住民族」と明記しているためである。
【何が問題?】
この件で問題になったのは、日本を「一つの民族」と表現したことが、アイヌ民族の存在や、政府の方針と矛盾するように受け止められた点である。
日本には、アイヌ民族をはじめ、さまざまな歴史や文化的背景を持つ人々がいる。 政府も法律でアイヌ民族を先住民族と明記している。 そのため、重い立場にある政治家が「一つの民族」と言うと、多様な歴史や文化を軽く扱っているように聞こえる可能性がある。 学生向けに言えば、クラスにいろいろな出身や背景の人がいるのに、「このクラスはみんな同じ」と言い切ってしまうようなものだ。 悪気があるかどうかとは別に、見えなくされる人が出てくる。
【その後】
麻生氏は、政府の方針を否定するつもりはないと説明し、誤解が生じるような発言であれば訂正するという趣旨の発言をしたと報じられている。
つまり、麻生氏は「アイヌ民族を否定する意図ではなかった」と説明した形である。
🔎
この件のポイント
この件は、歴史や民族に関する言葉を、政治家がどれだけ慎重に使うべきかを示した出来事である。
ポイントは次の3つ。
- ✓麻生氏が日本について「一つの民族」などと発言した
- ✓アイヌ民族を先住民族と明記した法律との関係で批判された
- ✓麻生氏は政府方針を否定する意図はないとして発言を訂正した NEG-ARCHIVEでは、「虚偽」カテゴリの記事として、事実認識や歴史認識をめぐって問題視された発言として記録する。

