
大石あきこ:首相指名選挙で紙を掲げ、懲罰動議

2024年10月、衆議院本会議で首相指名選挙が行われた。
報道によると、れいわ新選組の大石あきこ共同代表は、投票のために登壇した際、 「能登の補正予算を」「裏金隠しの解散やめろ」と書いた紙を掲げて抗議した。 額賀福志郎衆議院議長は中止を命じたが、大石氏は応じず、最終的に衛視によって強制的に降壇させられたと報じられている。 この行為を受け、自民党、日本維新の会、公明党、国民民主党の4会派は、大石氏に対する懲罰動議を衆議院に提出した。
この件で問題になったのは、主張の内容そのものと、国会での手続きの守り方を分けて考える必要がある点である。
能登半島地震の復興予算を求めることや、政治資金問題を批判することは、政治家としての主張である。 そうした主張を国会で訴えること自体は、議員活動の一部でもある。 一方で、首相指名選挙は国会が内閣総理大臣を選ぶ重要な手続きである。 その場で、議長の中止命令に従わず紙を掲げ続けた場合、議場の秩序や投票手続きを乱す行為と受け止められる。
この行為を受けて、4会派が大石氏に対する懲罰動議を提出した。
大石氏は本会議後、少数政党として与党に対抗する最大限の戦術だったという趣旨の説明をしたと報じられている。 つまり、大石氏側は政治的抗議としての意味を主張した一方で、他会派からは国会の秩序を乱す行為として問題視された。
この件は、大石氏の主張内容だけでなく、国会の正式な投票手続きの場でどのように抗議するかが問われた出来事である。
ポイントは次の4つ。
- ✓大石氏が首相指名選挙の登壇時に、能登復興予算や解散批判を書いた紙を掲げた
- ✓議長が中止を命じたが応じず、衛視により降壇させられたと報じられた
- ✓自民、維新、公明、国民民主の4会派が懲罰動議を提出した
- ✓主張内容とは別に、国会の投票手続きと議場秩序をどう守るかが問題になった NEG-ARCHIVEでは、「問題行動」カテゴリの記事として、首相指名選挙での抗議行動と懲罰動議を記録する。

